HugMap Stories

HUGMAP · はじめましての絵本

こんにちは、
ルークです。

きみの「やってみたい」を、一緒に工夫するバディ。

積み木を持ち、眼鏡に手を添えて考えるLuke

01

なにを つくろうかな。

ひとつ のせて、もうひとつ。
つくるのも、ためすのも、だいすき。

こんどは、
どうしよう。
床に座り、積み木の橋を支えながら上にひとつ積むLuke

02

きみが、スプーンに
手を のばした。

ごはんの 時間。
すくおうとすると、お皿が すーっ。

どこが
むずかしいかな。
スプーンですくおうとすると皿が動き、Lukeが皿の下を観察する

もういちど。……また、すーっ。
きみの 手が、とまった。

03

その手、
よーく 見せてね。

きみが、もういちど
スプーンを ぎゅっ。
ぼくは、その手を 目で追う。

持っているうちに、
つかれないかな。
Lukeが子どものスプーンを握る手を観察する。拡大図で手のひらと指、手首の様子が見える

04

手だけじゃなくて、
座り方も。

足は、どこに のっているかな。
座っている からだの 様子も。
それから、お皿の まわりも。

お皿が 動くと、
すくいにくそう。
子どものスプーンと一緒に動く皿をLukeがよく見ている

05

きみに 合うのは、
どれだろう。

これなら、
どうかな?
Lukeが太い持ち手のスプーン、お皿の形、滑り止め、足元の支えを合わせて考えている

太めの スプーン。浅くて ふちのある お皿。
すべりにくい マット。足の 台も。

きみが 使う 様子を、見てみよう。

06

きみの 手が、
もういちど。

ぼくは、ちょっと 待ってみる。

すくえたね!太い持ち手のスプーンとふちのある浅めの皿で子どもが一口食べ、Lukeも手を胸元に合わせて喜ぶ

すくって、ぱくっ。
わあ。ぼくも、うれしい!
きみは また、お皿に 手を のばした。

07

これも、よさそう!
……おっと。

こっちの スプーンも。
この お皿も……。

きみは、いま
食べてる ところだった。
子どもが食べ続けるそばで、Lukeが余分な食具を箱へしまう

ぼく、つい 夢中に なっちゃう。
でも、いまは そのままで。
そっと しまっておこう。

08

べつの日。
服を 着た あとで。

きみが、えりを ひっぱっていた。
ぼくは、そばに しゃがむ。

「そこ、気になる?」
いっしょに 確かめよう。

ほかの 服は、
どうかな。
子どもが襟元を引いて内側を示し、Lukeが同じ目線で確かめる

09

やりやすく。
心地よく。

きる。かく。はく。
きみの「やってみたい」は、いろいろ。

子どもの動作を大きく見せた3場面。ファスナーを引く両手、紙に線を描く手、靴に入れる足。Lukeはそばで見守り、履き口だけを支える

そばで 見たり、ちょっと 支えたり。
きみに 合う 方法を、いっしょに。

おはなしの あとに

その子に合う方法を、一緒に。

Lukeは作業療法士の視点で、道具・姿勢・環境を工夫します。このお話の道具が、どの子にも合うわけではありません。試したあとの様子を見て、その子に合う方法を探します。

握り方や指・手首の動きに加え、持ち続けたときの疲れや、頭・体を支える姿勢も見ます。一場面だけで発達段階や筋力を決めず、その子の食べやすさを確かめます。

できることにも、感触のつらさが隠れていることがあります。やりやすさと心地よさ、どちらも大切にします。

道具を使っても、手伝ってもらっても。「じぶんでやりたい」という気持ちを応援します。

参考:NHS:手指の発達/日本作業療法士協会「子どもの育ちを支える作業療法士」/NHS:食具を使うための支援/NHS:衣服の感触への配慮

HugMap Stories · Lukeの自己紹介