
01
からだを 動かして、
あそぶのが だいすき。
ころころ、ボールが きた!
きみと あそぶと、ぼくも わくわく。
ぼくから!

「やってみたい」を 見つけると、
つい、はりきっちゃう。
02
あっ。
ぼくだけ、先に。
階段を おりるとき。
ぼくは 先に 進んだけれど、
きみは、足を 出そうとして いる。
はりきりすぎた。

ぼくは、きみを ふりかえる。
いそがなくて いいよ。
03
きみの 動きを、
よく 見てみよう。
ぼくは、足もとを よく見る。
動きやすいかな。

段の 高さや、手すりの 位置。
おうちの人と、いっしょに 確かめる。
04
あそんでいる ときも、
よく 見ると。
きみは、片手を 台に 添えていた。
ぼくも となりで、見てみる。
動きやすいかな。

片手は、台に。
もう片方は、横へ。
きみの 動きが、教えてくれた。
05
ここで、ひとやすみ。
たくさん 動いた あと。
きみが、ちょこんと 座った。
すこし 休もうか。

「もういっかい」は、あとにして。
ぼくも、となりで ひとやすみ。
06
きみの「行きたい」、
いっしょに。
きみが 指さす、その先へ。
今度は、きみの 歩幅で。

支えを 借りても、休みながらでも。
いっしょに 行ける 方法を、
ぼくは 見つけたい。
おはなしの あとに
その子の「行きたい」を、
いっしょに。
Genは、子どもと身体を動かすことが大好き。つい先に進んでしまう、はりきり屋です。でも、いちばんうれしいのは、その子と一緒に「楽しかったね」と笑い合うこと。
「転ばないかな」「一緒に遊べるかな」。そんな心配にも寄り添いながら、理学療法士の視点で、身体の支え方やバランス、疲れやすさを見ます。支えやあそび方を工夫して、動きやすくなったかを家族と確かめます。
支えを借りても、途中で休んでも。「行きたい」「やってみたい」を大切に、その子に合う方法を探します。「今日は、ここまで来られたね」。そんな喜びを、子どもとも、おうちの人とも分かち合っていきたいのです。
この物語は、階段の練習手順を示すものではありません。必要な支え方は、その子に合わせて専門職と確かめます。
参考:APCP:小児理学療法/NHS:階段が難しい子どもへの支援
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