Founder's Story

私の子どもは、ダウン症を持って生まれてきました。

初めて抱いたとき、小さな手が私の指を握りしめた。その瞬間、この子のために何でもしようと心に誓いました。笑顔を見るたびに、この子の可能性を最大限に引き出したいと、強く思いました。

でも、現実は想像以上に厳しかった。

我が子の成長は、ゆっくりです。周りの子と比べてしまう自分がいて、焦りや不安に押しつぶされそうになる夜もありました。「この子は今どこにいるんだろう」「これからどこに向かっていくんだろう」「今、私に何ができるんだろう」——答えが見えない問いを抱え続けていました。

療育の先生に相談したくても、日々の様子をうまく伝えられない。病院では毎回同じ説明を繰り返す。家族と支援者がバラバラで、誰も全体像を見ていない。この子の小さな成長を、誰かと一緒に喜び合いたいのに、その「誰か」がいない孤独を感じていました。

専門家は、限られたサンプルと先入観で「この子にはできない」と決めつけて入ってくる。家では毎日、小さな変化を見ている。半年でこんなにできることが増えたのに、決められた発達評価ツールでは「成長していない」と言われる。私が見ている我が子と、評価結果の我が子が、まるで別人。家庭での観察を、もっと伝えたかった。

ある日、特別支援学校を見学しました。そこで見た光景が、心に深く突き刺さりました。卒業後の選択肢は、あらかじめ決められた仕事と、わずかな給料。それが「現実」として示されていた。まだ何も始まっていないのに、この子の未来はもう決まっているの?——そう思うと、涙が止まりませんでした。

「未来はデフォルトで決まるものじゃない。
私たちの手でデザインできる。」

私は長年、IT業界で働いてきました。テクノロジーは人の可能性を最大化できる。人と人を繋げられる。良いサイクルを生み出せる。そう信じてきました。

だから、With Uを作ることを決めました。未来をデザインするための、最初の一歩として。

成長はゆっくりでいい。大切なのは、関わる人みんなが子どもを観察し、小さな変化に気づき、それを共有し、一緒に喜ぶこと。その喜びが、次の成長につながっていく。そんな循環を作りたかった。

「今、発達のどこにいるのか」「これからどこに向かうのか」「今できることは何か」——アプリがヒントをくれる。そして、家族も、療育の先生も、学校も、みんなが同じ方向を向いて、One Teamとして子どもをサポートできる。

チャレンジの様子
達成の瞬間

昨日できなかったことが、今日できた。その瞬間を記録して、みんなで「すごいね」と言い合える。その喜びが、子どもにも、支える私たちにも、前に進む力をくれる。

私たちが経験した孤独を、次の家族には味わってほしくない。一人で抱え込まなくていい世界を作りたい。

小さな一歩一歩が、大きな未来につながると信じています。

With Uと一緒に、お子さまの可能性を広げていきませんか。

— With U 創業者